チェンソーマンの第二部、第104話『ネタバレ』のネタバレ感想記事です。
タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。
それでは御覧ください。
【第二部】チェンソーマン第104話『ネタバレ』のネタバレ感想!椅子になるデンジ!チェンソーマンだと自らバラすデンジ!
チェンソーマンに助けられたことが悔しいヨル
1話置いての登場アサ&ヨルのコンビ。
ヨルは何やらチェンソーマンに助けられたことが余程悔しかったらしく、ベッドで暴れまくっております。
チェンソーマンを目の敵にしている『戦争の悪魔』だけに、その張本人に助けられたことは酷くプライドを傷つけてしまったのでしょうね。
『支配の悪魔』であるマキマが冷静沈着で大人だったのに対し、『戦争の悪魔』であるヨルは感情を爆発させて悔しがったりでなかなか子供っぽい(笑)
同じヨハネ黙示録の四騎士悪魔シリーズであっても、性格は両極端のようです。
気が早いですがこれから先いつか来るであろう『飢餓の悪魔』と『死の悪魔』がどんな性格をしているのかが気になりますね。
全盛期チェンソーマンのおかげで戦争がなくなった?
ヨルいわく、チェンソーマンとの戦いで体を食われ続けれことにより、『戦争の悪魔』としての力が弱まってしまったようです。
悪魔の力が弱まるということは、その名前に付く言葉の概念も弱まってしまうことであり、つまりチェンソーマンのおかげで戦争が減ったということ。
ヨル「世界大戦後に戦争が一度も起こらなくなり、戦争は映画やゲームの出来事となり、戦争の恐怖は忘れ去られさらに弱くなった……」
と、減るどころか戦争が一度も起きなくなったようです。
『第二次世界大戦の悪魔』がチェンソーマンに食われ存在が消されている今、(史実と同じだとするなら)1918年の第一次世界大戦終結から劇中設定1990年代後半まで約80年間も戦争が起こってないということになります。
約80年も戦争がない世界とかすごいな……。
そんな経緯もあって、それが『支配の悪魔』の力増強する一因にもなったんだと思います。
戦争とは混沌のことであり、支配とは秩序のことなので、戦争が弱れば支配が強くなるということですね。
第101話にて政治家のような人の街頭演説で「悪魔と戦争状態にある」と説いていましたが、民衆は戦争への危機意識が乏しいこそなのか、いまいちピンときていないようにも思えます。
戦争が存在する世界で生きる我々現代日本人でも、第二次世界大戦以来、戦争というものがどのようなものかは机上でしか知らないのに、約80年も人間同士の戦争と無縁なら戦争は絵空事と考えるようになってもおかしくはないですからね。
でももし悪魔と戦争しているという認識が一般的になったら、戦争という言葉に恐怖が生まれ『戦争の悪魔』であるヨルの力が強くなるなんてことも考えられるでしょうね。
さて、第一次も第二次も付かずに「世界大戦」とだけ言うヨルにとって、世界大戦は第一次世界大戦しかないと認識している可能性があります。
まぁ、核兵器を覚えているので、世界大戦を第二次世界大戦のことを指している線も捨てられないんですけどね。
『支配の悪魔』や『戦争の悪魔』のような四騎士クラスになると、チェンソーマンに消された存在も記憶できてるみたいだし。
女子の椅子になるデンジ(10分で10円)
吉田がデンジの教室を訪れてみると、デンジが椅子になってました。……えぇ……。
吉田に呼び出されて椅子になっていたことを問われると、椅子になれば10分で10円貰えるんだとか。まさかの時給60円!w
自分安売りしすぎぃ……(笑)
椅子になることを提案したであろう女子も闇が深い……それとも自分から提案したのか?
顔見るになんか嬉しそうだからありそうなんだよなぁ(笑)
お金貰えるし(10円)、背中に女子(の尻)を感じられるんだから、デンジにとっては至福のときなのかもしれない。
……私だってやったかもしれない。
吉田の椅子になるデンジ(10000円)
10円貰えなくなるからと椅子に戻ろうとするデンジを引き止めるため、吉田が10000円札を差し出すと……
無事、椅子となりました。
自分を安売りしす……私も10000円貰えるなら椅子になるわ。むしろ私は椅子になりたい。椅子にしてください。
デンジは野郎に屈したわけではないと言い訳してましたが、十分屈してますね、ええ。
ちなみに、デンジはやろうとすれば100円で3日は食えるので、10000円あれば10ヶ月は食えます。
デンジとアサが邂逅!つまりチェンソーマンと戦争の悪魔が邂逅!するも……
チェンソーマンだとバレてモテて彼女を作ることがデンジの目的なので、吉田は女の子を紹介してあげることにしました。
デンジいわく、「今すぐ彼氏欲しい女」をご所望だったので……
吉田はデンジにアサを紹介しました(笑)
ヨルが吉田に勝手に告ったことがここに繋がるとは……。
アサちゃん、今すぐ彼氏欲しい欲求不満な女って認識されちゃっててかわいそう。
まさかのチェンソーマンと『戦争の悪魔』の邂逅である。
思いがけないニアミスでしたが、二人は全く気づきません。
マキマは匂いでチェンソーマンの存在をデンジの中に見ていたけど、ヨルには無理だったんかな?
アサがチェンソーマンを嫌いだったところ
デンジはチェンソーマン信者ってことにされ、アサはチェンソーマンについてどう思ってるか訊かれます。
アサは元はチェンソーマンが嫌いだったけど、(間接的に)助けてもらったことで好き寄り(普通)になったようです。
吉田がなぜチェンソーマンを嫌いだったかを、チェンソーマンの前で訊きます(訊くな)。
理由は主に、
- 薄汚い
- 馬鹿っぽい
- 性欲丸出しで気持ち悪い
- 犬とか猫とか人とか食べてそう
とのこと。
デンジを端的に言い表しております(笑)
各意見に反論しますが、チェンソーマン信者の擁護は滑稽だと一蹴されてしまっております。
デンジはあくまで『偶然に』チェンソーマンだとバレたいので、言われるがままになっております。
デンジはマキマという『人間』を食べた
犬も猫も食べないと断言したデンジでしたが、人を食べたことの件では言いよどみ……
「……食べたとしても一人だけだね!」
おいしくいただいた過去があるしね……。
犬も猫も食べない悪魔チェンソーマンであるデンジは、一人だけ食べたことのある人間がいますよね。
そうマキマさんです。
マキマは『支配の悪魔』ですが見た目がまるっきり人そのもので、初めて好きになった人でもあるので、デンジ的には今でも『人間』なんでしょうね。
そんな『人間』マキマを、デンジは「マキマさんってこんな味するんだ」なんて言いながら食していたのでした……。
復活できないように倒すためとはいえ、かなりサイコな展開でした(トラウマ)
悪魔が人間食べてても見慣れてるけど、人が美味しく人(っぽいもの)を料理して食べるって……何とも言えない気持ち悪さがありますよね……。
食人鬼を演じるアンソニー・ホプキンス主演『羊たちの沈黙』や『ハンニバル』を思い出します。
特に『ハンニバル』とかもう二度と見ない……。あれは無理。でもデンジが人を美味しく食べるシーンがハマった方(!?)にはおすすめです。名作なので。
漫画チェンソーマンも同じように、例えば初見でアニメ最終回のマキマを食べるシーンを見たときは多くの人にトラウマを植え付けそう……。
海外の反応シリーズ動画が楽しみだぜ……!
アサ「チェンソーマン信者嫌い!」
チェンソーマンを嫌いだった理由を遠慮なくチェンソーマン信者(本人)にぶっちゃけ続けたアサは、トドメとばかりに言い放ちます。
「チェンソーマン信者って何でも擁護しちゃうから嫌い!」
……すいません(by チェンソーマン信者)。
これ、メタ的な発言ですよね(笑)
登場人物の言葉が作者の言葉とは思わないけど、一種の漫画チェンソーマン信者批判にもなっている(笑)
まぁ、アサに嫌われたっていいのさ……!私は叫び続ける!
何があってもチェンソーマン最高!チェンソーマン最高!
さぁ、あなたも!
「チェンソーマン信者って何でも擁護しちゃうから嫌い!」
……ショボン(´・ω・`)
チェンソーマンだとバラすも信じてもらえないデンジ
アサにチェンソーマン信者の哀れな擁護だと思われたデンジは痺れを切らし、吉田の静止を振り切って自分がチェンソーマンだとバラしてしまいます。
そんな壮大なネタバレをを見たアサは一言。
「ダサっ」
チェンソーマンTシャツ着てる頭悪そうな男が「俺がチェンソーマンだ!」などと言っても、普通の人は信じないのである。
吉田はデンジの頭の悪さにホッとしたのではないだろうか(頭悪くてホッとするってなんだよ)。
呆れて去っていくアサの背後からは、悔しがるデンジの咆哮が聞こえるのでした……。
まとめ
今回のサブタイトルは『ネタバレ』だったので、『ネタバレ』のネタバレ感想記事というちょっとややこしい記事タイトルとなってしまいましたがご愛嬌(笑)
さてさて、ここに来てようやく(さっそく)新旧主人公が対面しました。
なんかデンジとアサって、性格的に合いそうで合わなそう……で実は合いそうな二人なので、ぜひとも何かあってほしいものです。
その身に宿すのがチェンソーマンと『戦争の悪魔』なので対立する未来は目に見えていますが、人間同士は仲良くやってほしいものです。
今回も安定して面白かったですね!
チェンソーマン第二部は現在ジャンプ+というサイトかアプリで無料で見れます!一ヶ月間くらいは最新話も無料配信しているので見るならお早めに!
チェンソーマン第104話はこちらから直接見れます(ポイントが必要な場合もあります)。
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