チェンソーマンの第二部、第124話『スープ』のネタバレ感想記事です。
タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。
それでは御覧ください。
【第二部】チェンソーマン第124話『スープ』のネタバレ感想!耳舌鼻ポタージュ…からのメインディッシュのアサ・根・ヨル!?
爪ナイフ
恐怖することで体乗っ取れないなら痛みで恐怖を打ち消せばいいじゃない!……ってことでヨルは爪ナイフをアサに作らせ爪を剥がすことで痛みを与えます(イタそー)。
海外の反応を見てみると『爪ナイフ』ではなくて『ネイルガン』の方が良かったという意見がありました。
これ↓
でも作者が日本人だと思いつかないよなぁ。
「トラウマ…重力…月…自殺…」悪魔の考察をする悪魔
読者はすでに『落下の悪魔』だと知っていますが、ヨルは未だ謎の悪魔と認識しているのであれこれ考察します。
重力とか自殺とかはネット民の考察でもよく見ましたね。
概念があれば悪魔は存在できるので、『トラウマの悪魔』も『重力の悪魔』も『月の悪魔』も『自殺の悪魔』もいたりするんでしょう。
一見強そうに見える『トラウマの悪魔』も『自殺の悪魔』も、それ自体が恐怖されているわけでもないので強さもそこそこなのかも。
なお、重力と月を怖がる人はいなそうなのでたぶん弱い。
恐怖するアサと手を切るヨル
アサが過去のトラウマを思い出そうとするやいなや、ヨルは恐怖を消し去るためにさらに手を爪ナイフで切ることで痛みを与えます。
そんなヨルを見てアサは恐怖を抱き、ヨルは体の主導権を引き剥がされます。
追い出されたヨルは激昂しますが、アサにも言い分があります。
ヨル(=『戦争の悪魔』)のことなんて何も知らないし、いつも恐いことばかり言って、体を勝手に奪う。
そして「私の手を切った」。
「私の手を切った!!」か。
「手を切る」という言葉はそのままの意味もあるけど、『(人と人との)関係を終わりにする。 縁を絶つ。』という意味もあります。
人間関係に悩むアサがこの言葉を言うことに何か意味深なものを感じますね……。
ヨルが信用できないアサ
自分を怖がるアサに対し、ヨルは信用しろと言いますが、信用するなんて無理なんですよね、そもそも。
体を返してもらうためにヨルに協力しているだけで、ましてや友達でもない。
NARUTOのナルトと九喇嘛の関係よりも、どちらかといえば呪術廻戦の虎杖悠仁と宿儺との関係性に近い(よく知らんけど)。……ていうよりかは寄生獣序盤の泉新一とミギーのような関係性かな?少なくとも対話はできるし。
なお、ヨルが「信用しろバカ!!」と言ったらアサに「信用!?できるわけないでしょバカ!!」と返されたら「バカ!?」と逆ギレしておりました(笑)
なんでヨルってバカって言われることを極度に嫌うんだろうか……。
『バカ』って言葉になんかトラウマでもあるんだろうか。
一人でいるのも他人といるのもどっちも恐いアサ
ヨルを拒絶するアサは心の内を吐露します。
「一人でいるのも他人といるのも、どっちも恐い」
新世紀エヴァンゲリオンでシンジが旧劇場版で出した答えのようですよね。
旧劇場版のラストで、他人を望み受肉したシンジとアスカでしたが、シンジはそれを望んだのにも関わらずやはり怖くてアスカを殺そうとしました。
特に思春期の子供が陥る心の問題です。
人間一人では生きられないのに、他者がいることで傷ついてしまう。
まぁヤマアラシジレンマってやつですね。
それを乗り越えて人は大人になっていくんですが、そのことで大きなトラウマを植え付けられてしまうと成人してからもそれが足かせとなってしまいます。
アサの場合、最近ではデンジに期待して裏切られた(と思っている)ので、さらに心に傷を作ってしまったのでしょう。
デンジ、責任取れよ(意味深)。
【狂気】デビルハンターの耳舌鼻ポタージュ
アサとヨルのシーンの裏側では『落下の悪魔』を討伐せんとデビルハンターたちが戦ったようですが瞬殺され料理されてしまっていたようです。
料理の名は『デ・根・アテランタ』。
デビルハンターたちの耳と舌と鼻をポタージュにしたそうです……。
グロ。
でも耳舌鼻ポタージュって言うけど、食べるのはむしろ台座になってるデビルハンターなんじゃ……。
そんな耳舌鼻ポタージュが運ばれて行った先には……
謎の不気味なイモムシ型(?)悪魔
何やこいつ……怖。
イモムシ型?のめっちゃ気持ち悪い悪魔が待ち構えていました。
何の悪魔なんだよこいつ。
なんかめっちゃ強い悪魔なのか、ただ見た目インパクトあるだけのモブ悪魔なのか……。
ちなみにイモムシみたいに見えますが、クマムシにも見える。
特別なスープを……クマムシあげる……?
あったかいんだからぁ♪
ってことなんだろうか。
そのネタをやりたかっただけのモブ悪魔説。
メインディッシュ『アサ・根・ヨル』
『落下の悪魔』は、『アサ・根・ヨル』というメインディッシュの調理に移るようです。
ヨルは『落下の悪魔』が偶然自分のもとに現れた可能性も考えていましたが、アサとヨル目掛けてやって来たことで確定のようですね。
しかしいくら根源的恐怖である『落下の悪魔』といえど、四騎士の一角である『戦争の悪魔』を余裕で料理すると考えるとは……。
『戦争の悪魔』がいかに弱体化しているかがわかりますね。
根源的恐怖という超越者が弱悪魔を標的にしてるとか、勝ち目なさすぎぃ……。
これは……チェンソーマンの出番が近づいている気がしますね!
アサと仲直りしてね。
まとめ
今回は印象的なシーンが多かったように思います。
なんだか元からグロい漫画ではあるけど、今回はいつにも増してゴア表現がすごかったです……。
なんか映画『ハンニバル』の脳みそステーキのシーンを彷彿とさせるものがありました。
藤本タツキの狂気は健在である……!
チェンソーマン第二部は現在ジャンプ+というサイトかアプリで無料で見れます!一ヶ月間くらいは最新話も無料配信しているので見るならお早めに!
チェンソーマン第124話はこちらから直接見れます(ポイントが必要な場合もあります)。
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