チェンソーマンの第二部、第119話『泥棒』のネタバレ感想記事です。
タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。
それでは御覧ください。
【第二部】チェンソーマン第119話『泥棒』のネタバレ感想!デンジとヨルがキス!?成長したナユタも登場!
デンジ家ルールその1『アパートの俺ん家以外のドアは開けちゃだめ』
破ったら死ぬデンジ家の禁忌ルールその1は、『アパートの俺ん家以外のドアは開けちゃだめ』。
普通は開けないのが常識ですが、それはデンジに常識が欠如しているだけなのか、それとも念押しするくらいに開けたドアの先に触れてはいけないものがあるのか。
同居しているナユタは最強クラスの悪魔『支配の悪魔』であることから、要監視対象であり公安職員が常駐しているとか?
それともナユタがすでにアパートの他部屋に何かしてしまってるとか?
……怖い。
しかし『ドア』か……。
チェンソーマン劇中のドアという概念は何かしらの象徴であったりしますよね。
特にネガティブ的な意味合いが強く、夢の中のポチタが「絶対に明けちゃだめだ」と父親を殺した記憶を開けることを制していたり、
マキマが「パワーちゃんを殺すからドアを開けて」と言って本当に殺したりと、
デンジにとってドアに良い思い出はありません。
何があるのか、いつ明かされるのか、今から楽しみじゃ!
デンジ家ルールその2『冷蔵庫は絶対明けちゃだめ』
デンジ家禁忌ルールその2は『冷蔵庫は絶対開けちゃだめ』
冷蔵庫の『ドア』……か。
またドアだよ。
いったい何が入ってるんだよ……。
デンジ家の冷蔵庫にはマキマさん(だったもの)が物理的に入っていたこともあります。
人ん家の冷蔵庫は普通は開けないけど、万が一のためにも念押ししておかないといけないって、やっぱなんかあるよなぁ……。
もうマキマさん(だったもの)は完食済みのはずだからそれはないだろうけど、なんか物騒なもの入ってそう……。
悪魔であるナユタのためのものだと考えると、人間の血とか?
悪魔は人間の血が好物ということもあり、ありそうな予感……。
……さすがに人間の肉とかはやめてくれよ……?
それまで普通にしてたデンジが一気にサイコに見えてくるからさ。
ていうかいくらアサでもデンジが人(?)を食べたことがあるって知ったら引くんだろうか。
それも含めて受け入れてくれる女であることを願うよ。
デンジ家ルールその3『ナユタの前ではイチャイチャしちゃだめ』
デンジ家禁忌ルールその3『ナユタの前ではイチャイチャしちゃだめ』。
やっとドア関連から離れられたと思ったら「イチャイチャするな」かよ。
ナユタの前では……か。意味深ですね、ふふふ……。
まぁデート中なんだからイチャイチャすることもあるよね。
だってイチャイチャは好きな人同士でするものだもの。
しょうがないよね。
それを伝えると……
アサ「デンジなんて好きじゃない!嫌い!(好き♡)」
ツンデレなアサは「好きじゃないし!むしろ嫌いだし!」と真っ向否定。
デンジも素直に信じちゃって大ショック。
でも感情を共有してるヨルの証言もあるし、顔真っ赤だし、アサがデンジのことを好きなことは自明なわけで……。
うん、反語だよね。
嗚呼、アサがかわいい……。
アサって基本クソ女なところあるけど、やっぱかわいいわ。
顔が良いってずるい。
そうじゃなくても恋する乙女はかわいいわ。
デンジを殺さないためにデンジを遠ざけるアサ
ヨルは基本的にデンジを殺して武器にするスタンスのため、好きなってしまった男を失わんとするため、あえて遠ざけるアサ。
デンジ家にルールがあるように、アサにもルールがある。
好きになられたら最悪死ぬルール。文字通り。
最初は殺そうとして近づいたのに、今では守ろうとしているのね。
ほんと、アサは良いキャラになってきたわぁ……。
抱きしめたくなる。
知り合う女が全員殺そうとしてくるでお馴染みのデンジくんですが、陰ながら守ってくれる女もいるしいたんですよね。
そこに早く気づいてほしいものです。
アサのことをちょっと好きになっていたデンジ
アサに妹的存在だったパワーの面影を重ねているところから、恋愛感情は皆無だったのかと思いきや、すでにちょっと好きになってたようです。
好きになっていたのならデンジ脊髄剣にならなかったことに矛盾が生まれます。
その理由にはいくつか考えれられるとして、『武器人間は武器にできない』『チェンソーマンは特別に武器にできない』『誰か(ナユタ?)の所有物だから武器にできない』のどれかでしょうか。
ひとまずラブコメ好きとしては、デンジがちゃんとアサのこと好きで良かったと思います。
デンジとキスするアサ……じゃなくてヨル。デンジ、初めてのまともなキス
デンジが嫌われた理由を自身の『水に濡れた犬の匂い』だと思い込んであれこれ考えているうちに、ヨルがデンジに襲いかかる……!
……のではなく、
キスしました。
別にアサとの脳共有で好きな気持ちに我慢できなくて唇を奪ったわけではなく、キスの後しっかりデンジを脊髄剣にしようとしれっと手を頭に乗せていました。
アサとヨルがどんな経緯を辿っていたのかは描かれていませんが、大方ヨルが一方的に体を乗っ取って暴挙に出たんでしょうね。
まぁ「キスすればさすがに惚れるっしょ」って感じでしょうか。
しかし当の本人はというと、キスのあとめちゃ顔が赤くなっております。
嗚呼、ヨルがかわいい……。
もうヨルがヒロインでもいいくらいだ。
アサもヨル越しに赤面してるだろうなぁ。
ていうかデンジとのファーストキスをヨルに奪われている……たぶんアサの体でのファーストキスだったろうに……。
アサ、怒ってたりするんかな?
デンジくんはといえば、キスは少なくとも3回目である。
ファーストキスはゲロチュー。
セカンドキスは舌噛みちぎり。
サードキスでようやく普通のキッス。
良かったね!
でも本当にキスしたかった女(アサ)ではなく、別の女(ヨル)。
それでいいのだろうか(遠い目)。
ナユタが嫉妬心でアサヨルを殺しちゃった!?
ちょうどよく(悪く)帰ってきたナユタがキス現場を目的。
開口一番、
「泥棒」
そして殺します。
完全に死んでますわ、これは。
……普通の人間ならな。
ヨルはそもそも悪魔なのでワンチャンある。
でも武器人間でもなければ悪魔は死んでも生き返らないので、即死してたら蘇生は不可か……。
キガちゃんこと『飢餓の悪魔』が死んだユウコを蘇生してたし、四騎士クラスだと死者蘇生も可能?
それともこの鎖は『支配の悪魔』の能力で、ヨルを支配しようとした?
それはそれで相手は『戦争の悪魔』なわけで、(おそらく)お姉ちゃんの一人なわけで、支配はできなそう……。
ともあれ、嫉妬心(?)で即危害加えるとかナユタやべぇ……。
ナユタはヤンデレにしっかり育つ
岸辺隊長に預けられたあと、ナユタをマキマのようにならないように育てたはずのデンジ。
元来対等な関係性を築けない『支配の悪魔』ですが、ナユタを育てるということは教育によって変わることができるかの実験的意味もあります。
しかしやはり『支配の悪魔』は『支配の悪魔』だったわけで、今回もしっかりと支配を実行しているようです。
デンジをしっかり支配しているようです(笑)
マキマのときは地獄のヒーローたるチェンソーマンを支配することに固執していましたが、今回はチェンソーマンではなくデンジを支配することに固執している(?)ようです。
そうか。
しっかりヤンデレに育ったのか。
そうか。
育成成功だな。
……じゃなくて、少なくとも能力を使って人間社会をどうこうしようという気はなさそうですね。よかったよかった。
……今のところ。
デンジとナユタの生活の跡
第一部のラスト以降、デンジはナユタとの共同生活を送っています。
部屋には随所に垣間見れる二人の生活の跡。
掲示される紙にはオナラした回数。
デンジ43回、ナユタ23回。
微笑ましいですね。
ランドセルも置いてあるということは小学校にも通っているようですが、もちろん教師もクラスメイトもナユタが悪魔だなんて思っていないでしょうね……。
悪魔、それも最強クラスの悪魔である『支配の悪魔』だなんて思うまい。
武器人間であるデンジやアサに憑依したヨル、キガちゃんなど、意外と学校にや社会に人間として溶け込んでいる悪魔は多いのかもしれない……。
飾ってあるアロエはデンジのものは立派に育ち、ナユタのものは枯れています。
SNSで見た意見としては、ある程度ほっといても育つアロエを適当に世話していたデンジがよく育って、世話のし過ぎ(支配しすぎ)だったナユタの方が枯れてしまったというもの。
私も経験がありますが、植物って水のやり過ぎだと根腐れして枯れちゃうんですよね。
性格がもろにあらわれている描写なのでしょう。
ナユタは第二部始まって初めての姿お披露目なので、デンジとの関係性がどのようなものかは不明ですが、悪くない関係性だということは見て取れます。
他の女に奪われたくないくらい大好きで、デンジお兄ちゃんを支配したいのでしょうなぁ……。
……嗚呼、ナユタに支配されたい。
羨ましいぞ!デンジ、このっ!
まとめ
遂にナユタ登場回となった第119話でした。
見た感じヨル殺されちゃったけど、これで退場なんてありえないから何かしらの方法で助かってるんでしょうね。
しかし次回更新も二週間後か……。
記事執筆に余裕できるのはいいけど、普通に続きが気になりすぎて無理。
毎度まいど、更新日の0時前にドキドキしながら正座待機してるからなぁ。
二週間正座待機はつらいよぉ。
ともあれ、今回もチェンソーマン最高でしたね!
チェンソーマン第二部は現在ジャンプ+というサイトかアプリで無料で見れます!一ヶ月間くらいは最新話も無料配信しているので見るならお早めに!
チェンソーマン第119話はこちらから直接見れます(ポイントが必要な場合もあります)。
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