チェンソーマンの第二部、第118話『別れの挨拶』のネタバレ感想記事です。
タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。
それでは御覧ください。
【第二部】チェンソーマン第118話『別れの挨拶』のネタバレ感想!アサ脊髄剣!デンジ家には最悪死ぬルールが!?
デンジ脊髄剣、失敗
ヨルがデンジを武器化しようと頭に手を乗せて終わった前回。
遂にデンジも武器化して脊髄剣になってジ・エンドか……と思いきや……
デンジ「デンジ脊髄剣……?」
死体が喋っている……。
……じゃなくて。
デンジ脊髄剣、失敗!
そのあとも頑張って「デンジ脊髄剣」を試みるも不発に次ぐ不発。
ヨルの叫び声が物悲しく響くだけであった……。
アサ脊髄剣!それは、さよならに変わる良い挨拶
いたたまれなくなったデンジは思わず、
デンジ「アサ脊髄剣!」
「さよならに変わる良い挨拶だな」と言い残し帰っていくデンジ。
おもしれー女のフォローもできる男、それがデンジ。
イケメン化が止まらないデンジだけど、それが死亡フラグじゃないことを祈るよ。
ていうかいきなり顔に傷が浮き出てるのにデンジは気にしてないようです(吉田は気づいたんだけど……)。
アサによる無限水族館脱出方法にも関心ないみたいだったし……。
無頓着すぎる男、それがデンジ。
ヨルいわく『飢餓の悪魔』はイカれたことを考えている
ヨルいわく、長らく会っていなかった姉である『飢餓の悪魔』は「イカれたことを考えている」とのこと。
アサがヨルに知り合いか聞いたときも「イカれた女だろ?」って言ってたし、
悪口ではなく本当にイかれていると考えているのでしょうね。
悪魔が『イかれている』と思う存在って何よ……。
『支配の悪魔』が支配したいと考えいいるのなら、『戦争の悪魔』は戦いたいと考えている。
『飢餓の悪魔』だとすると……食べたい、とか?
食べた存在を消すことができるチェンソーマンと被るところがありますが、食べるということが悪魔にとってそんなにいわゆる『イかれている』かは不明。
チェンソーマンは捕食者側ですが、そのチェンソーマンを食べたいと思っているのなら、ただ戦いたいと思っているヨルにとってはイかれていると感じでもおかしくはない……か?
ていうかそもそも悪魔って人間食べるし、イかれているとまでは言えないな……。
キガちゃんが何を考えているのか、私気になります!
自分を好いていないことを怒りに昇華させるアサ
デンジを武器にできなかったことを自分に好意がなかったせいだと判断するアサ。
「あんなこと言っといて……私のこと好きじゃないんだ……」
お?これは、恋に悩んでしおらしくなったかわいいアサちゃんが見れるのかえ?
「ありえないでしょ、あいつ……!
ムカつく……!
嫌いっ!!」
なんでそうなる。
そこ悲しむとこじゃないんだ……。
まぁアサらしいわ。
デンジによる『ミイラ映画観まくりデートプラン』……は却下される
おそらく翌日、学校にてデンジが『ミイラ映画観まくりデートプラン』を提示します。
そんなデンジの考える最高なデートプランをアサは「2000円かかる?高くない?嫌」で却下されます。
デンジくんかわいそう……。
アサはコスパとかタイパとか気にするタイプなんでしょうね。
平成初期にそんな考えの人間少ないだろうし、忌避される存在なんだろうなぁ。
しかし『ミイラ映画観まくりデートプラン』か……。
これ、やっぱマキマさんの影響だよなぁ。
人生最初のデートだったから心に残ってるんだろうなぁ。
当のマキマさんは何とも思ってなかっただろうけど(悲しい)。
アサは一蹴したデートプランの代わりに、デンジの家でレンタルビデオを観るプランを提示します。
デンジの家では下手すると死ぬ!?ナユタに支配されてるんだろうか……
結果的に『デンジ家でレンタルビデオ観まくりデートプラン』に変更となったわけですが、デンジはなにやら躊躇い気味。
なんでもデンジ家にはルールがあるらしく、最悪死ぬようです(!?)。
アサは「(ま~た変なこと言ってるよ……)」って顔をしています。
アサはチェンソーマンオタクなデンジが伊勢海ハルカが如く大ボラ吹いてるだけだと思っているように、「最悪死ぬ」ということも大げさな言いようだと思っているようです。
しかしデンジの家には『支配の悪魔』であるナユタがいるため、あながち死ぬというのも大げさじゃなくありえなくはない。
いったいどんなルールがあって、どんな致死性があるのだろうか……。
デンジは死んでも問題ない人だからすでにルール違反で何回か死んでそう……。
ていうか今度は『戦争の悪魔(ヨル)』と『支配の悪魔(ナユタ)』が邂逅しそうなんだが。
また長らく会ってなかったから……というか生まれ変わりで姿かたち違うから気が付かないつもりだろうか。
ネタキャラと化した部長・伊勢海ハルカ
デンジたちの会話を盗み聞きしていたらしい伊勢海ハルカ部長。
「死ぬ……だって?」
……じゃないのよあなた。
『家政婦は見た』かよ(だいぶ古いドラマだな)。
登場した当初は謎多き強キャラかと思えば蓋を開ければただのチェンソーマンファンボーイ。
こいつには死なないでほしいなぁ。
何気に最終章まで生き残っててほしいまである。
伊勢海がこれから物語にどう絡んでくるのかが見ものです。
サブタイトル『別れの挨拶』が第二部最後の伏線にならないことを祈る
サブタイトル『別れの挨拶』は「デンジ脊髄剣」&「アサ脊髄剣」に掛かっているのでしょうが、このギャグがなんか重要な伏線になりそうな予感……。
挨拶が伏線になっていた例として私の好きな映画に『トゥルーマン・ショー』を挙げましょうか。
主人公トゥルーマンの名台詞に「おはよう! そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは! おやすみ!」というものがあります。
物語の最後、全てへの別れの挨拶としてこの言葉を言うのですが、物語の最初からお馴染みだった何気ない挨拶が、最後の最後で壮大なメッセージ性あるセリフとなったんですよね。
「デンジ脊髄剣(か、アサ脊髄剣)」が第二部最後の別れの挨拶=死に別れの挨拶になってしまうのではないかと勝手に危惧しています。
……デンジ最後、武器になって死に別れるの……?
でぇじょうぶだ!デンジは死んでも死なねぇ!
以下、勝手な今後の展開妄想。
終盤、最後の最後までチェンソーマンだとアサにバレなかったデンジ(バラそうとしてもバレなかった)。
偽チェンソーマンを倒すため、デンジは「俺を武器にするんだ!」ってアサに言うも、デンジは普通の人間だと思っているため躊躇いつつ別れの挨拶「デンジ脊髄剣」でデンジをチェンソーにして偽チェンソーマンを倒す。
泣き崩れるアサ、しかしデンジは「な?大丈夫だったろ?」と普通に生き返る。
好きになっている人しか武器にできないと知らないデンジと、デンジの気持ちを確かめることができ赤面するアサ。
結ばれる二人。
fin.
良いなそれ!
アサもデンジも退場しないでくれよ頼むよ。
デンジはなぜ武器にならなかった?アサが好きじゃないから?武器人間だから?それとも……
アサは勝手にデンジが武器化しなかったことを『自分を好きになっていないから』と結論付けていましたが、真実はわかりません。
デンジは田中先生のように普通の人間ではなく、悪魔でも魔人でもない特殊な存在である武器人間。
もともと武器である人間が武器化しないという論理もなくはないはず。
それとも何かもっと別な理由が……?
伏線はギャグの中に隠すことというのは鉄則(?)ですからね。
何かあるのかもしれません。
まとめ
今回は二週連続で更新されたので週一でチェンソーマン最高でしたね(?)。
前回のクリフハンガー「デンジ脊髄剣!」でどうなるかと思えば「デンジ脊髄剣?」でギャグになったので良かったです。
次回は家デート編!
ふえぇ……デンジくんがどんどん大人の階段を上がっていくよぉ……。
誇らしいけど……死ぬなよ!
さて、次の更新は二週間後か……。
それでもチェンソーマン最高!
チェンソーマン第二部は現在ジャンプ+というサイトかアプリで無料で見れます!一ヶ月間くらいは最新話も無料配信しているので見るならお早めに!
チェンソーマン第118話はこちらから直接見れます(ポイントが必要な場合もあります)。
コメント