【第二部】チェンソーマン第141話ネタバレ感想!武器人間ウェポンズが物騒な作戦会議!『普通の人生プラス』

チェンソーマンの第二部、第141話『普通の人生プラス』のネタバレ感想記事です。

タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。

それでは御覧ください。

【第二部】チェンソーマン第141話『普通の人生プラス』のネタバレ感想!武器人間ウェポンズが物騒な作戦会議!

ナユタとの普通の人生はいつまで続くか

前回、火炎放射器マンであろうバムエルに『普通の人生』か『チェンソーマンになれる人生』の二択を迫られていました。

デンジはチェンソーマンに変身することでナユタが考案に殺されるという危険からチェンソーマン活動を諦めています。

そのため悪魔が現れてもチェンソーマン教会や公安のデビルハンターに任せることで、デンジはナユタとの幸せな生活を享受しているのでした。

ナユタとの日々はアキやパワーと過ごした日々に負けず劣らずの幸福な生活のように見えますが、そんな普通で幸福な生活を描かれれば描かれるほど、それが死亡フラグにしか思えなくなりますね……。

デンジは壁に貼ったチェンソーマンのポスターを見てじは、自分はいったいこれからどうなっていくのかを不安視するようになってしまいます。

思い出したのは『殺し屋1』という漫画。

『殺し屋1』では凄惨な物語の最後、デンジとベクトル違いながら頭のネジがぶっ飛んだ主人公イチは『普通』になることで社会の中に溶け込んでいきます。

しかし最後の最後で頭のネジがぶっ飛び戻りかけている描写(?)があり、普通でない人間は普通になることはできないことを示唆しているように思いました。

漫画チェンソーマンはその名の通り、チェンソーマンが活躍する物語なので、いつまでもデンジがチェンソーマンをやめていることはできないでしょう。

すなわち、デンジは普通の生活を失い、頭のネジがぶっ飛んだチェンソーマンとしての生活の中でしか生きられないということです。

それが王道少年漫画的な復活劇として起こるのか、ナユタとの別れという悲劇で起こるのか……。

ナユタが一生一緒にいてくれるとかいう至福

将来を悲観するデンジに対し、ナユタは「一生一緒にいてあげる」と慰めます。

ナユタはデンジのことを「あたしのもん」と言ったり、『支配の悪魔』らしくデンジを所有しているような言動が目立ちます。

それは妹がお兄ちゃんを独占したいといったものと思われ、これまでの様子を見れば、「一生一緒にいてあげる」ということは男女ということではなく兄と妹という意味でも取れますが……どうなんでしょう?

さすがに小さい頃から育てた女の子とそういう関係になるとはあまり思えないが……。

デンジとしては前の妹であったパワーも性的な目で見ることができなかったので、もしナユタがデンジを男として見ていてもデンジはそうならないんじゃないかなぁと。

でもそもそもナユタって最愛の人だったマキマの生まれ変わりなこともあるから……いや、ないない……ないよな……?

とりあえずナユタちゃんと一生一緒にいれる権利を持ってるデンジ羨ましす!

ウェポンズ4人の物騒な作戦会議

武器人間コミュニティであるウェポンズのおそらく全員が登場。

何やらファミリーバーガーの席で物騒な作戦会議をしています。

いるのはまずはウェポンズのリーダー格と目される火炎放射器の武器人間バムエル。

横にいるのはソードマンたる須郷ミリ。

そして向かいにいるのが鞭の武器人間であろう女性と、槍の武器人間であろう男性。

鞭の武器人間はなんかアホムーブをかましており、どちらかといえば鞭よりも無知って感じです(笑)

槍の武器人間の方は一言も喋ることなく話は終わってしまったので人柄は不明なままです。

そんな4人は何やら街で騒ぎを起こしてチェンソーマンが登場するように仕向けるようです。

騒ぎと武器の悪魔として暴れ回り、討伐に来た民間や公安のデビルハンターを殺害して回るというもの。

とんでもない悪人たちなわけですが、バムエルは『人』も『武器』も『悪魔』も人を殺すために生まれてきたと豪語。

『武器』と『悪魔』はまだしも『人』は違うだろ……。

思想が怖すぎる。

さて、しかし『火炎放射器』『鞭』『槍』の大人連中は悪人としても、『剣』たる須郷ミリは悪人というわけでもなさそうなので計画に素直に乗るのかが疑問です。

マキマに洗脳されていたときは有無を言わせなく戦いに巻き込まれていましたが、彼の心は人間側なのか悪魔側なのか……。

デンジとは普通に友達になってほしいのでデンジと敵対してほしくはないなぁ……。

チェンソーマン教会はオウム真理教のトレース?

最近の展開を見てて思ったんですが、これって年代的にオウム真理教の地下鉄サリン事件をトレースしたものになっていくのではないかと勝手に思っています。

騒ぎを起こそうとしているウェポンズが所属するのは『チェンソーマン教会』という宗教団体。

『チェンソーマン』と名の付く団体が大量殺人事件を起こしたとなれば、チェンソーマンという存在自体に傷が付きます。

オウム真理教が最初はお笑い団体のような親しみやすさで勢力を拡大していったことを考えると、今描かれているチェンソーマン教会の立ち位置と似ているような気がします。

今でこそチェンソーマンはヒーローとして扱われていますが、世論が反転しチェンソーマン=悪という図式が成り立つようになったとすれば、そしてデンジがチェンソーマンだと世間にバレてしまったのなら……。

なんか胸糞展開になる可能性が出てきて嫌だなぁ。

まとめ

前半は幸せな兄妹の一幕でしたが、後半は物騒な殺人者たちの計画会議と振れ幅の大きい話となりましたね。

今回までは週一更新でしたが、次は二週間後までお預け。隔週の悪魔を誰か殺してくれ。

ともあれ今週もチェンソーマン最高!

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