【第二部】チェンソーマン第127話ネタバレ感想!チェンソーマンがアサを救出!糞ハンバーガーな人生を生きる意味『セーブザアサ』

チェンソーマンの第二部、第127話『セーブザアサ』のネタバレ感想記事です。

タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。

それでは御覧ください。

【第二部】チェンソーマン第127話『セーブザアサ』のネタバレ感想!チェンソーマンがアサを救出!糞ハンバーガーな人生を生きる意味

アサは生を諦める。それはヨルへの裏切り

アサは過去のトラウマに耐えられず、もうすでに生きる意志を失っていました。

それに気付いた『落下の悪魔』は、自ら目を閉じるなら安らぎの中での落下を約束します。

アサはそれを受け入れ目を閉じ穏やかな心のまま地獄へと落ちていきます。

これはもう悪魔による殺害ではなく、アサによる自殺とも取れます。

もとからもう人生は嫌になっていて、『落下の悪魔』の能力でその機会に巡り合っただけ。

女子高生の自殺がSNSのトレンドになってしまった昨今、これは何かと考えさせられるものがあります。

いやしかし、一コマ目の落下シーンは何かの風刺画のようでなんとも印象的ですね。

藤本タツキ先生の絵は良いものだな……。

チェンソーマンがアサを救出!ボーイミーツガールは続いていた!

空に落ちたアサをチェンソーマンが救出!

なんかもう……

なんていうかもう……

 

良い!(語彙力)

 

ボーイミーツガールって感じです。

デンジ×アサはまだ終わっていなかったのである……!

チェンソーマンであるデンジがアサを救うのはこれで二回目。

心を救ったって意味なら三回目かな?

デンジとアサの関係にはやはり運命的なものがありますね!

でもこんだけのことやっといて、あとでまた振り出しに戻るとかやめてくれよ……?

水族館のラブラブかけっこしたあとに好きじゃないと勝手に思ったり、家デートしたあとに好きじゃないとか言ったり、デートしたのにデートすっぽかされたことになったり……。

またひと悶着あったら読者はくたびれてしまう。

さっさとくっつけぇ!!!

デンジにとって楽しいことは『犬』『猫』『アイスクリーム』

気分が落ちると上に落ちるようになっていたデンジは、楽しいことを考えることでネガティブを打ち払います。

楽しいこととは……

まず『犬』。

次に『猫』。

極めつけに『アイスクリーム』。

デンジはちょっとしたことで人生を楽しめるある意味幸せな人なのである。

でも誰だってこんなふうに生きていけたら、いつでもどこでもどんな状況でも幸せでいられるんでしょうね。

糞ハンバーガーのような人生を歩んできたデンジとアサ

アサは自分より不幸な人間はいないと考えていますが、デンジはアサが思う遥か上の不幸を生きてきました。

むしろデンジより不幸な人間を探す方が難しいという……。

一般的に見たらアサですら十分不幸だけど、デンジは輪をかけて不幸なのでね。

不幸バトル、デンジの価値。

そんなクソみたいな人生をデンジは『糞のハンバーガー』と言います。

しかしそんな糞ハンバーガーみたいな人生でも、デンジは我慢できる。

なぜならその先にあるもので全てチャラになるから。

いつかセッ○スできるなら全部我慢できるデンジ。それをキモがるアサ

思えばデンジはポチタと死に別れるまで、貧困から来る劣等感などで、女を抱くことは一生できないと最初から諦めていました。

しかしマキマと出会い、自分にとって全てを与えられたことで夢が生まれました。

まずは胸を揉むこと。これはパワーとの約束であっさり叶えてしまうのですが、そのあとに残されたのは虚無感だけでした。

「そういうこと」は心から好きな人とすることで幸せになれる、そうマキマに教わったデンジはそれを目標としました。

しかしマキマに裏切られ全てを失ったあと、生きる意思を失ってしまいます。

それでもデンジはチェンソーマンに変身することで誰かに必要とされ、生きる意味を取り戻したとき、そして抑圧していた本当に欲しいものを吐露するのでした……。

笑ってしまうくらいダサくてかっこ悪い夢だけど、デンジにとっては真剣なことなんですよね。

デンジはその夢をアサにも告げます。

それを聞いて、アサは……

 

「きもっ!!」

 

……とまぁ辛辣なわけですが(当然の感想とも言えるけど)、ほんとにただ気持ち悪がっての発言でもないと思うんですよね……(そうであれ)。

デンジのクソな人生でもそれを一発でチャラにできる夢。それがセッ○ス。

アサはなんて反応したらいいかわからなくて、とりあえず強い言葉を使ったのかもしれないです(そうであれ)。

ともあれ、

デンジとアサはセッ○スしろおおぉぉぉぉおお!!!

な。

そういや、デンジがアサとくっついたとして、ナユタのヤキモチ(強め)があるからご破断になってしまう可能性も……。

前途多難である。

デンジとアサは現代の若者の投影

チェンソーマンの劇中年代は1990年代後半。

世紀末ということもあり、人類滅亡がトレンドだったりで暗い雰囲気が根底にあった時代。

まぁ現実世界とチェンソーマン世界では同じ1990年代後半でもだいぶ様相は違うでしょうけど。

暗く希望が持てないという意味では現代と類似するところもあるかと思います。

デンジは恵まれなかったから、我慢を当然で当たり前のものとして生きてきたから、大きな欲を持つことはせず、小さな幸せを見つけてそれに満足して、いや、満足しようとしていました。

そしてアサは自身の不幸やトラウマなどから自分を抑圧し、最後は生きることを放棄してしまいます。

これらって現代の若者に通ずることだと思うんですよね。

みんな我慢しなきゃいけない世界。

本当に欲しいものはほかにあるのかもしれないけど、目の前にあるすぐに受け取れる小さな幸福で満足している。満足せざるをえない。

漫画チェンソーマンは作者の思惑の有無は不明であれど、世相を色濃く反映しているようにも思えるんですよね……。

まとめ

遂にアサとチェンソーマンの邂逅。

デンジとアサは今まで繋がりそうで繋がらなかったので、今度こそはくっついてほしいものです。

チェンソーマンの頭のチェンソーがアサの頭を切り裂いていたり、

第二部ティザービジュアル

アサが血まみれのチェンソーを持っていたりと、

デンジ脊髄剣?

物騒なイラストがあるからただ恋人同士になるだけで終わらなそうなのが怖い……。

ともあれ、ボーイミーツガールのラブコメ道を突っ走ってくれ!

今週もチェンソーマン最高!

ちなみに次回も更新するようですよ!最高!

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