【第二部】チェンソーマン第110話ネタバレ感想!ユウコ足剣!アサの悪夢!ユウコの悪魔化!『夜のチャイム』

チェンソーマンの第二部、第110話『夜のチャイム』のネタバレ感想記事です。

タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。

それでは御覧ください。

【第二部】チェンソーマン第110話『夜のチャイム』のネタバレ感想!ユウコ足剣!アサの悪夢!ユウコの悪魔化!

ユウコ足剣!遂にユウコを武器にしたぞ!

チェンソーマンを発見し、戦闘態勢に入ったヨルは「ユウコ足剣!」と言い放ち、ズタボロになったユウコの体から剣を生成します。

ヨル(=アサ)にとって大事な人の一部だからこそ、それこそ制服強強剣かそれ以上の強さを誇る武器になっているのかもしれません。

田中先生は脊髄剣だったから即死だったけど、足剣くらいなら生きたまま使えそう。

ヨルの体しか見ないデンジくんwアサだと気づいてない?

憎しみを込めた視線どころかヨルの顔すら見ずに、デンジは体だけを舐め回すように(?w)見ています。

そりゃ下着姿の女が目の前にいりゃ思春期男子はそうなるよな……。

デンジは特に(笑)

そのおかげなのかデンジはアサと同じであるヨルの顔を見ることなく、前に一度会っていることに気づかずにいるようです。

すれ違い続ける二人(四人?)が真に出会える日が楽しみになってきました。

積極的にチェンソーマンバレしようとするデンジくんw……が吉田&蛸の悪魔に邪魔される

自分が助けたそばかすの女子生徒に自分が助けたことを直接伝えますが、一目見るや怖がられてしまいます。

これをいい機会だと思ったデンジは、

「俺、チェンソーマン!

俺、人間は食べないヨ!

なぜなら俺ん中身は人間だから!

証拠に人間の姿を見せてやろうか!?」

と、悲しきモンスタームーブで意地でもバレようとします。

後ろからは無視されていたヨルがユウコ足剣で斬りかかろうとしますが、何やら蛸の足がデンジをどこかへ連れ去ってしまいます。

もちろん蛸なので吉田の力。

デンジはまたしてもバレる機会を失ってしまったのでした……。

 

「自然な感じだったのにぃ!!」

 

……自然か……?

ユウコは生きて逃げ延びていた

前回の感想記事でユウコはチェンソーマンに殺されてしまったかに見えましたが、生きて逃げ切ったようです。

脳みそ真っ二つに切り裂かれても生き残れてるって、やっぱ悪魔はしぶとい。

ユウコは序盤で死ぬキャラではなく、第二部の物語を通して出演し続ける重要キャラクターという確信が深まってまいりました。

ユウコが生き残ったということは『正義の悪魔』もまた生き残ったということであり、やはり第二部では『正義』という概念が深く関わってくるということが示唆されていますね。

ユウコという人間について。ユウコは過去いじめられていた

ユウコが起こした事件のあと、世間ではユウコについてのあれこれが囁かれ始めます。

良い人に見せかけて狂人だったという、サイコホラーな人格の持ち主のように描写されるユウコ。

しかし人間、ただ人格がおかしいというだけでは語れません。

「あのウザイ子」

「ユウコちゃん中学でいじめられてたじゃん?」

「やっぱメンタル弱い人が悪魔に騙されちゃんだよ」

と、ユウコはあまり評判が良い人間ではなかったようです。

ユウコは人の心がわからず、高校のクラスでも話す生徒はいるものの友達はいないという人間でした。

ユウコがいじめというものに執着し、悪魔と契約してまで独善を成そうとしたのは、過去の経験から来るものだったのでしょう。

なんかバックグラウンドが見えてくると、いくらサイコな人殺しとはいえユウコを咎める気がなくなってきちゃうなぁ。

アサの『いつも見る夢』。各章の主人公は全員悪夢を見る?

事件当日か数日後の夜、アサは夢を見ます。

鶏の死骸が溢れる路地裏を走る夢。

死骸を踏まないように走るけど、無理になって踏みつけて走る。

路地の先は暗くなっていて……

とそこで目を覚まします。

『いつも見る夢』という文言は、第一部のデンジでも使われていました。

デンジの『いつも見る夢』では不気味なドアの前に立ったデンジが、ドアを開けようとするもの。

そこからポチタの声が聞こえます。

「絶対に開けちゃだめだ」

ドアの向こうには、自分が父親を殺したという過去が隠されており、それをデンジはマキマに言われるまで忘れていたのでした。

デンジが父親を自ら殺したという事実が第一部の終盤まで伏せられていたことを見るに、第二部のアサの記憶にもとても重要なものが隠されているのかもしれません。

「いつも見る夢」の『いつも』がいつからのことなのか。

殺してしまったコケピーが鶏の死骸となって表されていたり、ユウコと走った路地裏のことが想起されているのなら、ここ最近のトラウマからその悪夢は始まった可能性もありますが、もっと重要なことが隠されているのかもしれません。

まだ第一部と第二部しかないので各章の主人公がそれぞれ一人ずついると確定できるわけではありませんが、もし第三部、第四部と主人公が設定されるのなら、『いつも見る夢』という名の悪夢がそれぞれ用意されるのかもしれませんね。

ユウコは完全に悪魔になってしまった

夜、アサは先の悪夢で飛び起きます。

部屋のチャイムが鳴り、ドアの向こうからはよく聞いた声。

ユウコ。

「開けちゃだめ」というユウコは、自分が悪魔になってしまったと話します。

それがチェンソーマンや武器人間たちのようなものなのかは不明ですが、少なくともただの契約でも魔人化でもなさそうです。

この事象に関係していそうなのがやはりユウコを生き返らせたと思われる謎の少女。

『死の悪魔』なのではないかと言われていますが、生き返らせる際にした何かがユウコと『正義の悪魔』を根本から繋げてしまったのかなと。

さて、アサはそんなユウコの言葉も聞かずにドアを開けると、そこには『正義の悪魔』と一体化したユウコの姿があったのでした……。

元のデザインとは違い、悪魔化した人間姿だと見れる見た目になっているではありませんか。

……フード被ってるからわからないけど……脳みそ丸見えだったりしないよね……?

……そうだったら嫌だな……。

ていうかヨルがユウコの足をユウコ足剣にしてしまったわけですが、今足どうなってるんだろう……。

悪魔化したから再生したのかな?

そしてユウコ足剣の所在も気になる。

もし持って帰って来てたのならユウコにくっつけてあげて(笑)

ヨルとチェンソーマンの因縁

初っ端のシーンでチェンソーマンと『戦争の悪魔』であるヨルが邂逅したわけですが、チェンソーマンつまりデンジは体しか見ていないので、一度会っている人間とは気づかず「あ~お前ぇ~!」と少女漫画的展開にはなりませんでした。

そもそもデンジはチェンソーマンになってはいるものの、本物のチェンソーマンであるポチタではないので、たとえ『戦争の悪魔』との因縁があったとしても知らんのですよ。

そんなわけで邂逅したのにまたまたすれ違ってしまう二人。

彼らが真に邂逅したときの反応が気になりますね。

はてさて、チェンソーマンと『戦争の悪魔』との間には何があったのでしょうか?

普通に考えるのならヨル自身が言っていたように、戦ってあちこち食われて弱体化してしまったことを恨んでいるのでしょう。

第二部の始まりである第98話のラストページにて、

「核兵器を吐き出させてやる」

と言っていたため、使役していた(?)『核兵器の悪魔』を奪われたことも恨んでそうですね。

その他の理由として、マキマ=『支配の悪魔』がチェンソーマンに対して恋心にも似たファン精神を持っていたように、ヨル=『戦争の悪魔』もチェンソーマンに対して惹かれているという説も考えられます。

何にしてもチェンソーマン、いろんな悪魔につきまとわれすぎぃ。

漫画チェンソーマンでのドアは様々なことの象徴

漫画チェンソーマンでは、ドアは印象的なシーンでよく使われます。

悪魔召喚に使うことはもちろん、デンジの閉じ込めた記憶、銃の魔人となったアキとの邂逅、開けた先でマキマに殺されるパワー。

これでもかってくらいドアを開けた先で何かが起こります。

今回の話でもユウコが「開けないで!」とドアを開けることを制しているように、漫画チェンソーマンでは基本的に、ドアは開けてはいけないものなのです。

さて、デンジが記憶のドアの向こうに閉じ込めていたのは『父親を殺した』という事実でしたが、アサの開けたドアがいったいどこに繋がるのか、ここからの展開が楽しみです。

まとめ

どんな深刻な話でもデンジが出てくると一気にギャグパートになるのがいいですよね。

それもデンジはすでに暗い過去と向き合った、つまり通過儀礼を終えているからと言えます。ある種の余裕ですね。

しかしアサはまだ通過儀礼の途中なので、これからもつらいこといっぱい起きてしまいそうです。

それが物語を面白くするんですけどね!(ゲス顔)

今回も面白かったですね!チェンソーマン最高!

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