【第二部】チェンソーマン第111話ネタバレ感想!偽チェンソーマン登場でユウコ死亡!?『アハハハハ』

チェンソーマンの第二部、第111話『アハハハハ』のネタバレ感想記事です。

タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。

それでは御覧ください。

【第二部】チェンソーマン第111話『アハハハハ』のネタバレ感想!偽チェンソーマン登場でユウコ死亡!?

悪魔になったユウコはアサを食べたくなる

悪魔になってしまったユウコを見てアサは「どう?私を食べたい?」と問います。

すると「ちょっとだけ……」とアサを食べたくなってしまったようです。

アサは「ヤバ」と言いますが逃げる素振りも見せないので、そこは信頼しているのかもしれませんね。

悪魔は基本的に人間を食べたいと思うものですが、『戦争の悪魔』であるヨルも人間を食べたいとか思ったりするんだろうか……。

それどころか『支配の悪魔』たるマキマさんもそうだったのかな……。

マキマさんが人間を食べたいなんて思ってたなんて嫌だなぁ。

いやマキマさんが食べられたけど。

おいしいよね。マキマさん。

『支配の悪魔』のような高次の悪魔たちは、もうその段階は超えていているのだろうか。

三大欲は下等なものと思っていて、『支配』や『戦争』などそれぞれに名に関する欲の方が大きそう。

あとデンジも広義の意味でそうだけど、サムライソードとかレゼとか武器人間たちもそういうところあるんだろうか。

カニバリズム満載すぎる漫画である。

ユウコの遠い親戚のデビルハンター

ユウコは自身の悪魔化を治してもらえるかもという薄い望みを賭けて、デビルハンターしてるという遠い親戚を尋ねるようです。

ユウコの親戚って聞いて思い出すのはやっぱり日下部ですよね。

理由?顔が似てるから(笑)

日下部は宮城公安だったから宮城まで行くつもりだったんかな?

まぁ、すでに死んでるんだけどさ……。

ていうか今の今まで『日下部』のこと『ひかべ』だと思ってたわ……普通そう読むからしかたない、うん。

正しくは『くさかべ』、な?

以後、覚えておくように。

ユウコはただただ友達が欲しかった

ユウコは悪魔と契約すればチェンソーマンみたいになれて、みんな自分のことを好きになってくれると思っていました。

でもそうはならなくて、『正義の悪魔』の力で人の心を読むたびに自分の考えがわからなくなり、混乱し、独善で人を殺すようにまでなってしまいました。

最初にアサをいじめから助けたのも、それをすれば自分を好きになってくれると思ったから。

ただただ、ユウコは友達が欲しかったんですね。

それを知ってから今までのユウコの所作を見ていくと、なんか心に来るものがありますね……。

放課後にアサと遊んで回ったのだって、実は初めて友達としたことだったのかもしれません。

こういう話に弱いんだよなぁ私。

アニメ『モブサイコ100 Ⅲ』でも最近そういう話あったし、ただ純粋に繋がりが欲しかっただけで大罪を犯してしまう話ってぐっとくるものがある。

『正義の悪魔』は学校にいる

『正義の悪魔』はユウコと切り離されたものの死んでおらず、未だ学校にいるようです。

しかし「『正義の悪魔』は学校にいる」……か。

なんとも印象的な言葉ですよね。

学校とは社会の縮図とも言われますが、その中に正義の名を冠した悪魔が存在するということの意味には考えさせられるものがあります。

現実世界だって、今だって、『正義の悪魔』は学校にいるのかもしれません。

アサとユウコは親友だった

さよならを言いに来ただけというユウコは早々に去ろうとしますが、アサは強く引き止めます。

そしてユウコが前にしてくれたように、素足のままのユウコに靴をあげるアサ。

自分が前にしたことに小っ恥ずかしさを感じたユウコ。

そして二人は笑い合います。

自分たちがしてきた行為の後で笑うことに罪悪感を感じつつも、このとき二人は親友なんだということを確認し合ったのではないかと思います。

誰にも言えないことを共有するからこそ親友になれるとユウコは言いましたが、二人は人を殺したという秘密をお互いに共有しています。

二人だけの、歪な秘密の共有。

殺人という秘密は、現実の倫理的には到底許容できないことですが、物語としては良い仕掛けですよね。

そして二人は再会を約束し別れを告げるのでした。

意味深な鳥の描写。ナユタが関係している?

アサと別れ、ユウコが遠い親戚の元へと向かう道中、鳥の大群がユウコをかすめていきます。

藤本タツキ先生のことだから、このシーンにも今後の伏線やメッセージが込められていることでしょう。

第二部は鳥という存在が嫌にフィーチャーされ、物語上のメインテーマにも据えられるものだと考えられています。

それとは他に、もっと大きな枠組みとして動物という存在が各所のコマで描かれていたりします。

ナユタ=『支配の悪魔』は動物を支配し、それを自らの目や耳にすることができます。

ネット各所では、ナユタはアサやユウコの全てを見聞きしていたのではないかという考察が成されています。

今はデンジの保護下にありますが、デンジの知らぬところで何かをしている……なんてことはないでくれよ?マキマさんみたく暗躍するなよ?まだデンジに食われたいのか?

ナユタが関わっているかは謎ですが、留保しておきたい描写ですよね。

チェンソーマンがユウコを暗殺!?偽チェンソーマンの可能性

誰もが寝静まった深夜、チェンソーの音が鳴り響きます。

そして次のシーンでは、なんとユウコが殺されているのでした……。

「チェンソーマン……?」

絶対に生きて再会すると約束して数ページ目でこれですよ……。

漫画チェンソーマンは裏切らないな!

しかも殺害したのはチェンソーマンのような影の存在。

デンジは同時刻ナユタを抱いて眠っているのでデンジ自身ではないと思いますが、悪魔化しているユウコを殺せるということはそれなり戦闘力ある者に限られます。

チェンソーマンの模倣犯か、それとも……。

ユウコが死んだことをアサは知る?そしてチェンソーマンを恨む?

夜中に人知れずユウコを殺害したチェンソーマンのような存在。

その後にユウコの体をどうするのかで展開が変わってきそうです。

ただ悪魔を殺すことだけを目的としていたのならひっそりと処理し、世間がそれを知ることはないのかもしれません。

しかしもしチェンソーマン模倣犯で力を誇示したいのならユウコの遺体をこれ見よがしに公表するかもしれません。

そうなるとアサはユウコを殺したと思われるチェンソーマンを恨むのではないでしょうか。

せっかく分かり合えて、親友と呼べる存在になったのに、それを奪われたのだからそうなっても仕方ないですよね。

アサがヨルと同じチェンソーマンへの恨みを得たのなら、本気で二人でチェンソーマン探しをするのかも……。

さて、どう展開するか……。

ユウコが死んだのは『まとも』だったから

まともな人間ほど死ぬでお馴染みの漫画チェンソーマン。

ユウコは殺人の告白をしてからというものの、まともじゃないサイコパスムーブが半端ないキャラとして認知されてきました。

しかしそれは『正義の悪魔』の力によっておかしくなってしまっていたことのようです。

人の心がわからないというコンプレックスを『正義の悪魔』に付け込まれてしまいそれが助長させられて最悪の結果になってしまったものの、ユウコは『まとも』になろうともがいていたわけです。

『まとも』になろうとしているということは、つまり『まとも』だということ。

だから漫画チェンソーマンのお約束にならってまともな人間であるユウコは死んでしまった、というわけです。

第一部で死にそうなのに死ななかった吉田やコベニはいわゆる『まとも』じゃなかったのかと聞かれると考えさせられるものがありますがね。まぁ二人とも謎の多いキャラなので現時点ではなんとも言えませんがね。

意味深なそばかす少女の描写

デンジたちの寝顔が映るシーンにて、なぜかユウコに殺されそうになっていたそばかす少女が一コマ描かれていました。

確認してみたところ、おそらくそばかすの少女はアサいじめの主犯格でした。

ユウコに殺されそうになったのがトラウマになったのか、自分がアサをいじめたせいでこんなことになったのかを悔いているのか、その寝顔はどこか苦しそうです。

まさか『正義の悪魔』と次に契約するのが彼女だったりしないよな……?

『正義の悪魔』に学校が蹂躙されていく……。

まとめ

なんだかんだで歪なハッピーエンドかと思いきや急転直下、ユウコは殺され彼女との話は終わりを告げます。

最初は第二部序盤だけの敵だと思っていた『正義の悪魔』がかなり重要な立ち位置にいそうな気がしてきました……。

戦争とは正義と正義のぶつかり合いだからかな……。

今週も面白かったです。

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