チェンソーマンの第二部、第131話『糞の味』のネタバレ感想記事です。
タイトルにあるとおりネタバレを多分に含むので嫌な方はそっ閉じしてください。
それでは御覧ください。
【第二部】チェンソーマン第131話『糞の味』のネタバレ感想!キガは落下の悪魔を使役!そしてナユタの姉と判明!
謎のイモムシ悪魔に食われるも吐き戻されてゲロになるデンアサ
前回、スーパーチェンソーマンバイクによって悪魔の追跡から逃げ切れたかと思われたかと思いきや、謎のイモムシ悪魔が大口開けて待っていたというクリフハンガーで終わりました。
そこから二人がなんとか逃げ切るかと思いきや『落下の悪魔』まで待ち受けており、大口に無理やり押し込まれてしまいました。
かと思えば勝手にゲロゲロ吐き出されて脱出成功。
デンジって初チューがゲロの味だったり何かとゲロに縁のある人生のようですが、今度は自身がゲロになることに成功(?)。
……最悪の人生だな……。
吐き戻しは許さない『落下の悪魔』
「お残しは許しませんで!」でお馴染み(?)の『落下の悪魔』。
料理で残すことすら許さないのに、丹精込めて作った料理を吐き戻されたことには冷静沈着だった表情を崩すほどに激昂。
怒っちゃった『落下の悪魔』は「死んでくださああい!!!」と謎のイモムシ悪魔を殺害。
『落下の悪魔』に勝てる悪魔なんて少数だから瞬殺されるのも納得できるけど、本当はどれくらい強い悪魔だったんだろうか……。
『飢餓の悪魔』に使役されていた『落下の悪魔』
ずっと謎だった『落下の悪魔』がなぜ現れ、どうしてアサとヨルを狙うのかがこれによってわかりましたね。
なんでも『飢餓の悪魔』は彼女が飢えさせた者を使役することができるようで、何かしらの方法で飢えさせ『落下の悪魔』を支配下に置いたようです。
『飢餓の悪魔』を通じて『落下の悪魔』がアサヨルを謎のイモムシ悪魔に食べさせようとしたのは、その悪魔の腹の中で飢えさせ、アサの中にいるヨルつまり『戦争の悪魔』を使役できるように画策したようです。
前に『永遠の悪魔』を使ってアサたちを無限水族館に閉じ込めた理由もこれでわかりましたね。
飢餓って概念が根源的恐怖なのかは不明ですが、すでに根源的恐怖の名を持つと言及されている『落下の悪魔』を使役してる『飢餓の悪魔』って相当強そう……。
『支配の悪魔』しかり、『戦争の悪魔』しかり、四騎士はチェンソーマンに何かしらの感情を抱いているかと思われましたが、『飢餓の悪魔』はそうでもなさそうです。
むしろ無限水族館のときも今回も、チェンソーマンには邪魔されっぱなしだから、これから悪感情という形で何かしらを思うのかもしれませんね。
ナユタにがデンアサを糞の味になるよう改変していた
謎のイモムシ悪魔がデンアサを吐き出した理由は、事前に『支配の悪魔』たるナユタが脳を支配し人間を糞の味になるように改変していたようです。
『落下の悪魔』は恐怖に包まれた人間の味に自信たっぷりでしたが、それを吐き散らかすわけだからショックだったでしょうね……。
思わず殺しちゃったわけですが、結局何の悪魔なのかさっぱりわからないまま謎のイモムシ悪魔は退場。
デンジも「何の悪魔だよこいつ」とわざわざ言及していたので、何か重要な悪魔なのではないかと一部では囁かれています。
血の悪魔……じゃないよな……?
あれがパワーの生まれ変わりとか絶対嫌だ……。
やはり黙示録の四騎士は全て姉妹?ナユタの「お姉ちゃん」発言から
登場済みである『支配の悪魔』『戦争の悪魔』『飢餓の悪魔』は未登場の『死の悪魔』と合わせて黙示録の四騎士がモデルになっていると思われます。
キガ『飢餓の悪魔』がヨル『戦争の悪魔』のことを妹と言っていたことから二人の関係性は姉妹だと判明していましたが。
今回登場したナユタ『支配の悪魔』がキガ『飢餓の悪魔』を「お姉ちゃん」と言っていたことで、三人の関係性も姉妹であると理解できます。
ナユタとヨルの姉がキガであることは決定していますが、ナユタとヨルの上下関係は未だ不明。
元から姉と妹の序列が決まっているのか、それともマキマとして死に一度生まれ変わっているナユタがあとから妹として降ったのかも不明です。
『死の悪魔』も合わせて黙示録四姉妹が一同に介し、序列が明らかになる日が待ち遠しいですね。
人に時代が終わり、悪魔の時代が始まり、ピザがなくなる
『飢餓の悪魔』が言及するに「ノストラダムスの大予言によって人の時代が終わり、悪魔の時代が訪れる」とのこと。
そしてそれは人間の文化である食文化、つまりピザや中華料理なども全てなくなることを意味しています。
キガもナユタもそれが一番嫌なようで、悪魔の時代到来に難色を示すことに。
まさかの『飢餓の悪魔』が曲がりなりにも人間側とは……。
人間自体はどうでもよくて、人間の食文化だけが目当てなんですけどね。
ナユタ「学校があるから協力はできない!」
ピザがなくなるのは嫌だけど、ナユタは「学校があるから」とキガへの協力を拒みます。
デンジいわく大学行けるほど頭が良いようですが、ナユタは勉強自体が好きなんでしょうか……。
前世であるマキマも人間のことを「人間が犬に向ける好感情くらいには好き」とのことだったので、その人間が作った文化も好きなのでしょうね。
その気質はナユタにも受け継がれているようです。
人に友好的なほど人の形に近いを体現している
『天使の悪魔』が翼以外人間そのものの形だったように、悪魔は人間に有効的なほど人間の姿形に近くなります。
『天使の悪魔』は『天使』という人間が作り出した人の味方の概念が悪魔化したものなので理解できるのですが、『支配』や『飢餓』はどう考えても元の概念としては人間に友好的とは思えません。
なので概念自体とは関係なく、個別にマキマやナユタやキガが人間に好感を抱いていると考えるべきでしょう。
現在はアサと体を共有している『戦争の悪魔』たるヨルが悪魔の姿としては人間ではなくヨタカという鳥であったことも、『戦争』というどう考えても人間に有効的でない概念であることも考慮すべきですよね(弱って小動物化しただけ説もあるけど)。
まとめ
名残惜しいですが、遂に『落下の悪魔』編が終了しました。
次回からまたデンジとアサに日常が始まりそうですが、デンジがチェンソーマンだとアサにバレてほしいなぁ……。
アサがデンジ=チェンソーマンと結び付けられていればいいですが、仮にも好きになった男が気持ち悪いエロ男チェンソーマンと同一人物だったってことは信じたくないかもしれません……。
これから二人の恋路がどう発展していくのか(していかないのか)楽しみです。
今週もチェンソーマン最高!
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チェンソーマン第131話はこちらから直接見れます(ポイントが必要な場合もあります)。
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